こんにちは、Travel=LifeのODAです。
旅行へ行く人にお餞別を渡すべきか、いくら包めばよいのか、のし袋や水引はどうするのかは、相手との関係や旅行の意味によって変わります。
旅行のお餞別は必ず渡すものではなく、渡す場合も高額にすることより、相手がお返しやお土産を負担に感じない範囲に収めることが大切です。
家族・友人・親戚・職場、新婚旅行、目上の人など条件ごとに、金額の考え方、表書き、水引、渡すタイミングまで確認していきます。
この記事のポイント
- 旅行のお餞別を渡すか迷ったときの判断基準
- 家族・友人・職場など関係別の金額目安
- のし袋・表書き・水引・新婚旅行の注意点
- 渡すタイミングと現金以外の選択肢
旅行のお餞別とは?まず渡すかどうかを決める

旅行のお餞別は、旅立つ相手への気遣いや応援を金品にして渡すものですが、すべての旅行で必要になる習慣ではありません。
旅行のお餞別は必ず渡すものではない

旅行のお餞別を考えるときは、「旅行へ行くから渡す」と機械的に決めるのではなく、その旅が相手にとってどのような意味を持つかを見ます。
週末の国内旅行や短い私的旅行なら、言葉だけで見送っても不自然ではありません。
一方、長期の海外旅行、留学、海外赴任、退職後の記念旅行など、生活の区切りや大きな旅立ちに近い旅行では、餞別を渡す意味が出やすくなります。
新婚旅行も節目の旅ですが、結婚祝いと重なるため、すでに結婚祝いを渡しているかどうかを先に確認した方がよいでしょう。
判断の軸は、相手との関係、旅行の目的、すでに別のお祝いを渡しているか、相手がお返しを気にしない金額かの4点です。
親しい相手だから高額にするのではなく、受け取った側が気軽に受け取れるかまで考えると判断しやすくなります。
| 旅行・状況 | 餞別の考え方 | 先に確認すること |
|---|---|---|
| 短い国内旅行・週末旅行 | 無理に渡さなくてもよい | 言葉だけで十分な関係か |
| 長期旅行・海外旅行 | 関係性に応じて検討 | 餞別なのか旅費援助なのか |
| 退職後の記念旅行 | 節目の贈り物として検討しやすい | 退職祝いと重ならないか |
| 新婚旅行 | 結婚祝いとの重複を確認 | すでにご祝儀・結婚祝いを渡したか |
| 職場の旅行・異動 | 職場の慣行も確認 | 連名の餞別や社内規定がないか |
迷った場合は、「旅行だから渡す」ではなく、その旅行が節目の意味を持つか、受け取った相手に負担をかけないかで考えると決めやすくなります。
「餞別」と「はなむけ」はどう違う?

「餞別」は、旅立ちや別れに際して贈る金品を指す言葉として広く使われています。
「はなむけ」は、旅立つ人や新しい門出を迎える人に贈る言葉や金品という意味で使われ、のし袋の表書きでは「おはなむけ」「御贐」と書く場合があります。
実際の贈答マナーでは両方が使われますが、目上の人には「御餞別」を通常用いないとする案内もあります。
上司や恩師など目上の人へ個人で渡す場合は、「おはなむけ」や「御礼」を候補にすると使いやすくなります。
ただし、表書きの扱いには地域、家、勤務先による違いがあります。
「御餞別」と書けば必ず失礼になると一律に断定するのではなく、相手との上下関係や職場の慣行を確認し、迷う場合はより丁寧な表現を選びましょう。
「寸志」は金額ではなく上下関係で使い分ける

「寸志」は「わずかな志」「ほんの気持ち」という意味で、一般に目上の人から目下の人へ金品を贈るときに使われる表現です。
そのため、部下や後輩が上司へ旅行のお餞別を渡す場面で、表書きを「寸志」にするのは避けた方がよいでしょう。
上司や目上の人へ感謝を伝えるなら、「御礼」や「おはなむけ」の方が場面に合わせやすくなります。
反対に、会社側から社員へ、主催者側から参加者へといった関係では「寸志」が使われることがあります。
金額が少ないから「寸志」と書くのではなく、渡す側と受け取る側の関係で使い分ける言葉だと考えると迷いにくくなります。
旅行のお餞別はいくら?関係別の金額目安

旅行のお餞別に全国共通の公的な相場はなく、関係性、地域、家族の考え方、職場の慣行によって金額は変わります。
細かな金額を絶対額として決めるより、一般的な餞別の水準を参考にしながら、相手が受け取りやすい範囲へ調整する方が現実的です。
家族・親戚・友人・同僚は数千円から1万円程度を目安に調整する

個人で渡す旅行のお餞別は、数千円から1万円程度までの範囲で考えると調整しやすくなります。
友人や同僚なら3,000~5,000円程度から考え、家族や近い親戚で節目の旅行を応援する場合は5,000円~1万円程度、または家族内の慣習に合わせる方法があります。
ただし、親から子へ旅費を援助する場合や、祖父母から孫へまとまった支援をする場合は、一般的な餞別というより家族内の援助に近くなります。
その場合は、無理に「餞別の相場」に合わせず、「旅費の足し」として別に考えた方が意図も伝わりやすくなります。
| 関係性 | 金額を考える目安 | 注意点 |
|---|---|---|
| 親・子・祖父母など家族 | 5,000円~1万円程度から検討 | 旅費援助を兼ねる場合は別枠で考え、家族内の慣習を優先 |
| 兄弟姉妹・親戚 | 3,000円~1万円程度から検討 | 普段の付き合いと、別のお祝いを渡しているか確認 |
| 友人・知人 | 3,000~5,000円程度から検討 | 高額にしてお返しやお土産の負担を増やさない |
| 同僚へ個人で | 3,000~5,000円程度から検討 | 職場で連名の餞別があるなら重ねて渡す必要はない |
金額は一般的な目安です。旅行専用の統一相場ではないため、地域、家族、勤務先の慣行がある場合はそちらを優先してください。
海外旅行・長期旅行でも日数だけで金額を増やさない

海外旅行や長期旅行だからといって、旅行日数に比例して餞別を増やす必要はありません。
先に確認したいのは、そのお金が「見送りの気持ち」なのか、「旅費の援助」なのか、「結婚・退職など節目のお祝い」なのかです。
見送りの気持ちとして渡すなら、旅行が長くても一般的な餞別の範囲に収め、相手に返礼の負担を感じさせない方が自然です。
家族が旅費を支援する目的なら、餞別とは切り分けて「旅費の足し」として渡す方が、受け取る側にも意図が伝わります。
また、餞別として渡す金額と、旅行者本人が旅先へ持っていく現金額は別の話です。
国内旅行で実際に持つ現金を考えたい場合は、国内旅行で必要な現金の目安も参考にしてください。
職場の連名は一人あたりより総額から考える

職場で連名にする場合は、一人あたりの金額を先に固定するより、受け取る人にとって重すぎない総額を決めてから人数で割る方が調整しやすくなります。
一般的な餞別では、連名の負担額として一人500~3,000円程度が紹介されることがありますが、人数が多い職場ほど一人あたりを抑える考え方もあります。
たとえば10人以上の部署で全員が3,000円ずつ出すと総額が大きくなり、受け取った相手がお返しを気にする可能性があります。
部署人数、総額、過去の職場慣行、送別会や結婚祝いとの重複を確認して、無理のない金額にそろえましょう。
会社によっては金品の受け取りに社内ルールがあるため、役職者や取引先に渡す場合は規定の確認も必要です。
部下の新婚旅行へ餞別を渡す場合

部下の新婚旅行に餞別を渡すときは、「旅行への餞別」だけで考えず、すでに結婚祝いを渡したかを最初に確認します。
結婚祝いを渡しているなら追加の旅行餞別は必須ではない

すでに個人または職場から結婚祝いを渡している場合、新婚旅行のために追加で餞別を渡さなくても失礼にはなりません。
それでも上司として少し応援したいなら、職場の慣行に合う範囲で3,000~5,000円程度の軽い餞別や品物を検討し、「お返しは気にしないで」と添える方法があります。
まだ結婚祝いを渡しておらず、新婚旅行のタイミングでまとまった金額を渡すなら、旅行餞別よりも結婚祝いとして扱う方が表書きや水引を選びやすくなります。
金額は部下だから一律に決めるのではなく、個人で渡すのか職場一同なのか、披露宴への出席やご祝儀の有無、会社の慣行まで見て調整してください。
同じ職場で複数の人がお祝いを重ねると、受け取る側が返礼に悩みやすいため、部署内で一度確認しておくと安心です。
新婚旅行を結婚祝いとして贈るなら10本結び切りを使う

新婚旅行の餞別が結婚祝いの意味を兼ねる場合は、旅行用ではなく結婚祝いの作法に合わせます。
水引は紅白または金銀の10本結び切りを選び、表書きは「寿」「御結婚御祝」などが一般的です。
一般旅行では紅白の蝶結びが使われますが、新婚旅行を結婚のお祝いとして贈るなら「旅行だから蝶結び」と機械的に選ばない方がよいでしょう。
反対に、結婚祝いはすでに済んでおり、家族内で単なる旅行の小遣いとして渡す場合は、形式にこだわらず渡す家庭もあります。
職場から贈る場合は、結婚祝いとして部署一同で渡すのか、上司個人の旅行餞別なのかを先にそろえておくと、表書きが混在しにくくなります。
目上・上司へ渡すときの表書き

上司や恩師など目上の人へ渡す場合は、金額だけでなく表書きの言葉選びにも注意します。
目上には「御礼」「おはなむけ」も候補にする

「御餞別」は旅行や転勤の表書きとして広く使われますが、目上の人には通常用いないとする贈答マナーもあります。
そのため、上司や恩師へ個人で渡すなら「おはなむけ」「御贐」「御礼」が候補になります。
ただし、場面ごとの表書きには複数の考え方があり、地域や企業文化による違いもあります。
目上の人には絶対に「御餞別」と書いてはいけない、と一律に決めるより、迷ったら「御礼」や「おはなむけ」を選ぶと考える方が実用的です。
また、「御礼」は感謝を表しやすい一方、「御祝」は相手の事情によって合わないことがあります。
異動や退職の理由が分からない場合は、勝手に「おめでたい」と判断しないことも大切です。
| シーン | 表書き候補 | 注意点 |
|---|---|---|
| 私的な旅行・海外旅行 | おはなむけ/御礼 | 目上には「御餞別」を避ける考え方もある |
| 通常の転勤・異動 | 御礼/おはなむけ | 栄転か不明なら「御祝」と決めつけない |
| 栄転・昇進 | 御栄転御祝/御昇進御祝など | 実際に祝い事であることを確認して使う |
| 定年退職後の記念旅行 | 御退職御祝/御礼/おはなむけ | 途中退職では「御祝」が合わない場合がある |
| 新婚旅行 | 寿/御結婚御祝 | 結婚祝いを兼ねる場合は結婚の作法を優先 |
職場で決まった表書きや贈答ルールがある場合は、個人の判断より勤務先の慣行を優先してください。
のし袋・水引・新札の基本

現金を包むときは、旅行の種類と贈る金額に合わせて、のし袋や水引を選びます。
一般旅行と新婚旅行では水引の考え方が異なる

一般的な旅行や海外旅行への餞別では、紅白の蝶結びが使われることがあります。
蝶結びは、繰り返してもよい祝い事や贈答に用いられる水引です。
一方、新婚旅行への餞別が結婚祝いを兼ねる場合は、結婚の作法に合わせて紅白または金銀の10本結び切りを選びます。
退職や転勤の餞別では、贈答案内によって蝶結びと結び切りの扱いに違いが見られるため、売り場や地域、勤務先の慣習を確認すると判断しやすくなります。
水引だけを見て決めず、何を祝うお金なのかを先に決めることがポイントです。
| 場面 | 表書きの候補 | 水引の考え方 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 一般旅行・海外旅行 | 御餞別/おはなむけ等 | 紅白蝶結びが使われることがある | 目上には表書きを慎重に選ぶ |
| 新婚旅行+結婚祝い | 寿/御結婚御祝 | 紅白または金銀の10本結び切り | 結婚祝いの作法を優先 |
| 転勤・異動 | 御礼/おはなむけ等 | 地域・職場の慣行も確認 | 栄転と決めつけない |
| 退職後の記念旅行 | 御退職御祝/御礼等 | 退職の事情と慣行を確認 | 途中退職では「御祝」が合わない場合あり |
のし袋は中に入れる金額とのバランスで選ぶ

のし袋は、中に入れる金額と外見の格を合わせることが大切です。
数千円程度の気軽な餞別に、豪華な水引や大きな飾りが付いた袋を使うと、中身とのバランスが取りにくくなります。
少額ならシンプルな祝儀袋や封筒、改まったお祝いを兼ねるなら用途に合った祝儀袋というように選び分けましょう。
職場で連名にする場合、表面に部署名や「○○一同」と書き、必要に応じて贈り主の名前を別紙にまとめる方法もあります。
書き方には地域差もあるため、慶事用の売り場で用途と金額を伝えて選ぶと迷いにくくなります。
新札は必須ではないが、きれいなお札をそろえる

一般の旅行餞別では、新札でなければ失礼とまで言い切る必要はありませんが、汚れや大きな折れのないきれいなお札を用意すると丁寧です。
新婚旅行の餞別を結婚祝いとして渡す場合は、結婚祝いの習慣に合わせて新札を用意するのが一般的です。
祝儀袋へ入れるときは、お札の表裏と上下をそろえ、袋を開いたときに肖像が表側・上側に来る向きでそろえる方法が広く案内されています。
細かな包み方は祝儀袋の形によって異なるため、購入した袋に説明書が付いている場合はその案内を優先してください。
旅行のお餞別を渡すタイミングと渡し方

渡す時期は「何日前が正解」と固定するより、相手が落ち着いて受け取れる余裕があるかで考えます。
前日・当日を避け、相手に余裕がある日に渡す

旅行のお餞別は、出発準備が本格化する前から数日前までの、相手に余裕がある日に渡すと受け取ってもらいやすくなります。
前日や当日は荷造り、仕事の引き継ぎ、移動などで慌ただしくなりやすいため、特別な事情がなければ避けた方が親切です。
旅行準備の足しにしてほしい場合は少し早めに、単に見送りの気持ちを伝える場合は会える最後の落ち着いた日というように、目的で調整してください。
職場なら送別会や最終出勤日に渡す場合もありますが、大勢の前で大げさに渡すより、相手が受け取りやすい場面を選びます。
日付そのものより、相手の予定を邪魔せず、受け取った後に管理しやすいタイミングを優先しましょう。
手渡しするときは短い一言を添えれば十分

餞別を手渡すときは、長い説明をせず、相手との関係に合う短い一言を添えれば十分です。
- 「道中お気をつけて。気持ちばかりです」
- 「旅行を楽しんできてください」
- 「少しですが、旅先で使ってください」
- 「お返しやお土産は気にしないでください」
高額な餞別ほど、受け取る側は「何か返さなければ」と考えやすくなります。
返礼を求めていないなら、その場で明確に伝えておくと相手の負担を減らせます。
上司にはくだけすぎず、友人には堅くなりすぎないなど、表書きと会話のトーンをそろえると自然です。
会えずに現金を送るなら現金書留を利用する

直接会えず、現金を郵送したい場合は、普通郵便や宅配便へそのまま現金を入れないでください。
日本郵便では、現金を送る場合は現金書留を利用するよう案内しており、専用封筒にはのし袋も入れられます。
現金書留は対面で受け取ることになるため、旅行出発後に届かないよう、受取人が在宅しやすい時期も確認しましょう。
短い手紙を添え、何のための金銭かと、お返しを求めていないことを伝えると用件が分かりやすくなります。
料金や取扱条件は変更される可能性があるため、差し出す前に日本郵便の現金書留の案内を確認してください。
旅行のお餞別にお返しやお土産は必要?

旅行のお餞別は、渡す側が返礼を期待しないことが大切です。
渡す側はお返しを求めず、受け取る側はまずお礼を伝える

餞別は旅立つ相手を見送る気持ちで渡すものなので、渡した後にお返しや高価なお土産を求める言い方は避けましょう。
相手が旅先で「全員に何を買えばよいか」と悩み始めると、せっかくの旅行で時間も予算も取られてしまいます。
金額を決める段階から、相手が返礼を気にしすぎない範囲に収めることが重要です。
連名でまとまった金額を渡す場合は、「みんなからの気持ちなので、お返しは気にしないでください」と一言添えると意図が伝わりやすくなります。
受け取った側は、まず受け取ったことへのお礼を伝えれば十分です。
餞別には必ず同額程度のお返しが必要というものではなく、旅から戻った後に無事の報告やお礼を伝えるだけでも気持ちは伝わります。
親しい相手には旅先の小さなお土産を渡すこともありますが、もらった金額に合わせて高価な品を探す必要はありません。
地域や職場で返礼の慣習がある場合は、その慣習を優先してください。
現金ではなく旅行ギフトを贈る方法もある

まとまった金額を贈りたい場面では、現金だけでなく、相手が旅行や体験を選べるギフトも候補になります。
退職祝い・両親への記念ギフトなら旅行ギフトも選択肢

旅行ギフトは、退職祝い、両親への節目のお祝い、結婚記念など、「少額の餞別」よりも記念性を持たせたい場面と相性があります。
現金をそのまま渡すと相手が受け取りにくい場合でも、「好きな旅を選んでください」という形なら贈りやすいことがあります。
特に、相手自身に行き先や日程を選んでもらいたい場合は、宿泊・体験の選択肢があるギフトを比較すると選びやすくなります。
ただし、旅行ギフトは商品によって利用できる施設、予約方法、有効期限、追加料金の扱いなどが異なります。
現金より必ず便利というわけではないため、相手の予定や使い方に合うかを確認してから選びましょう。
| 贈り方 | 向きやすい場面 | 注意点 |
|---|---|---|
| 現金の餞別 | 少額の見送り・旅費の足し | 高額にすると返礼負担が増えやすい |
| 旅行ギフト | 退職祝い・両親への節目の贈り物 | 期限・予約方法・利用施設を確認 |
| 品物・実用品 | 少額で気軽に贈りたい場合 | 相手の荷物を増やさないか確認 |
旅行そのものを贈りたい場合は、旅行カタログギフトを比較して選ぶと、用途や予算に合う候補を確認できます。
交通費まで含めて贈りたい場合は、旅行ギフトと交通費を組み合わせる考え方も確認しておくと判断しやすくなります。
旅行ギフトを具体的に検討する場合は、販売中の商品も確認できます。
少額の餞別なら、選択や予約の手間が増えない現金や実用品の方が相手に合うこともあります。
記念性と実用性のどちらを優先するかで選びましょう。
旅行のお餞別でよくある質問

Q. 旅行のお餞別は必ず渡した方がいいですか?
A. 必ず渡す必要はありません。短い私的旅行なら言葉だけでも自然で、長期旅行、留学、退職後の記念旅行など節目の意味が強いときに検討するとよいでしょう。
Q. 旅行のお餞別はいくらくらいが目安ですか?
A. 全国共通の統一相場はありません。友人や同僚なら3,000~5,000円程度、家族や近い親戚なら5,000円~1万円程度から考え、地域や家族、職場の慣行に合わせて調整します。
Q. 目上の人に「御餞別」と書くのは失礼ですか?
A. 目上の人には「御餞別」を通常用いないとする贈答マナーがあります。迷う場合は「おはなむけ」「御贐」「御礼」を候補にし、職場や地域の慣行も確認してください。
Q. 部下の新婚旅行へ餞別を渡す場合はいくらですか?
A. すでに結婚祝いを渡しているなら追加の餞別は必須ではありません。追加する場合は3,000~5,000円程度の軽い餞別から考え、結婚祝いをまだ渡していないなら旅行餞別ではなく結婚祝いとして金額と形式を決めます。
Q. 新婚旅行の餞別にはどの水引を使いますか?
A. 新婚旅行の餞別が結婚祝いを兼ねる場合は、紅白または金銀の10本結び切りを使い、「寿」「御結婚御祝」などの表書きを選ぶのが一般的です。
Q. 旅行餞別はいつ渡すのがよいですか?
A. 出発前日や当日の慌ただしい時間を避け、相手が落ち着いて受け取れる日に渡します。旅行準備の足しにしてほしいなら少し早め、見送りの気持ちなら会える最後の余裕がある日を選びましょう。
まとめ

旅行のお餞別は、旅行に行く人全員へ必ず渡すものではありません。
渡すなら、相手との関係と旅行の意味を見て、高額すぎず、返礼やお土産を負担に感じさせない金額に整えることが大切です。
- 友人・同僚は3,000~5,000円程度から考える
- 家族・近い親戚は5,000円~1万円程度から考え、家の慣習を優先する
- 目上には「御礼」「おはなむけ」なども候補にする
- 新婚旅行を結婚祝いとして贈るなら10本結び切りを選ぶ
- 前日・当日を避け、相手に余裕がある日に渡す
- 現金が合わない節目の贈り物なら旅行ギフトも検討する
マナーは地域、家族、勤務先によって違いがあります。
迷ったときは、形式を増やすより「相手が受け取りやすいか」「別のお祝いと重ならないか」を確認して決めると、無理のない餞別になります。
美景“凪”